夕方の空に並ぶ建設用のタワークレーン

1級土木施工管理技術検定(1級土木施工管理技士)とは?難易度・合格率・勉強方法・試験日・申込方法【次の回の日程は未公表】

1級土木施工管理技術検定(1級土木施工管理技士)を主催するのは一般財団法人 全国建設研修センターで、国家資格に位置づけられる試験です(主催者の発表)。二つの試験日は、第一次検定と第二次検定を別の日に実施(7月5日と10月4日)。1級土木施工管理技士の次の回の日程は、2026年11月2日の時点でまだ主催者から発表されていません。1級土木施工管理技士は独学でも進められ、弱い分野は過去問で早めに確かめて、仕上げは予想問題(模試)を移動中に一問ずつ解くと続けやすいです。

1級土木施工管理技士の要点(次の回の日程は未公表)

次の試験次の回の日程は未公表(2026年11月2日に主催者のページで確認)
受検手数料第一次検定 12,000円
第二次検定 12,000円
合格基準第一次検定は全体で60%以上かつ施工管理法(応用能力)で60%以上。第二次検定は60%以上。基準は試験の実施状況などを踏まえて変わる可能性がある
直近の合格率
第一次検定
49.8%(令和8年度 第一次検定・受検者50,012人中24,927人)
直近の合格率
第二次検定
38.9%(令和7年度 第二次検定・受検者24,667人中9,603人)
試験の回数第一次検定と第二次検定を別の日に実施(7月5日と10月4日)

出典:主催者の発表

1級土木施工管理技術検定(1級土木施工管理技士)とは?試験の概要

1級土木施工管理技士は国家資格で、建設業法に基づく技術検定の一つです(主催者の発表)。実施するのは一般財団法人 全国建設研修センターで、受検は第一次検定と第二次検定の二段階です。

受けられる条件は?

受検の条件は、第一次検定は、令和8年度中に19歳以上の人(平成20年4月1日生まれの人を含む)で、学歴は問わない。第二次検定は、新受検資格(第一次検定などの合格後の実務経験)か旧受検資格(学歴ごとの卒業後の実務経験)で受検する(主催者の発表)。

第二次検定の経過措置について

令和10年度までの間は経過措置として、旧受検資格(学歴と実務経験)による第二次検定の受検が可能(主催者の発表)。この期間に申し込む人は、旧受検資格の条件を申込より前に照らし合わせておくと安心です。

1級土木施工管理技士の難易度と合格率は?

いまの数字を並べると、令和8年度の第一次検定の合格率は49.8%、令和7年度の第二次検定の合格率は38.9%(いずれも主催の発表)。

1級土木施工管理技士の第一次検定の受検者数と合格率(主催の公表)
回受検者数合格者数合格率
令和8年度 第一次検定50,012人24,927人49.8%
令和7年度 第二次検定24,667人9,603人38.9%
令和7年度 第一次検定(参考)47,715人20,547人43.1%

一番新しい発表は令和8年度 第一次検定で、合格率は49.8%です。回によって動く合格率は、一回の数字だけで判断しないでください。過去の回の数字と見比べると、傾向がつかめます。

1級土木施工管理技士を取るまでの流れは?

1級土木施工管理技士を取るには、第一次検定と第二次検定の二つの試験に合格します。新受検資格の場合は、第一次検定に合格してから一定の実務経験を積んで、第二次検定を受けます(主催者の発表)。

1級土木施工管理技士を取るまでの流れ
手順すること
1. 第一次検定に合格1級土木施工管理技士補の資格を取得する
1級土木施工管理技士 第一次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法
2. 実務経験を積む新受検資格の場合は、第一次検定等の合格後の一定の実務経験が必要(学歴は問わない)
3. 第二次検定に合格施工管理法の記述式の筆記試験に合格する
1級土木施工管理技士 第二次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法
4. 1級土木施工管理技士になる第二次検定に合格すると、1級土木施工管理技士の国家資格を取得する
1級土木施工管理技士 第二次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法

段階ごとの違いは、次の表で比べられます。

1級土木施工管理技士の第一次検定と第二次検定の比較
項目第一次検定第二次検定
次の試験次の回の日程は未公表次の回の日程は未公表
申込期間——
受検資格令和8年度中に19歳以上(平成20年4月1日生まれの人を含む)。学歴は問わない新受検資格(学歴に関係なく第一次検定等合格後の一定の実務経験)か、旧受検資格(学歴ごとの卒業後の一定の実務経験)。旧受検資格は令和10年度までの経過措置
試験の区分第一次検定第二次検定
合格基準全体で60%以上かつ施工管理法(応用能力)で60%以上60%以上
直近の合格率49.8%(令和8年度 第一次検定・受検者50,012人中24,927人)38.9%(令和7年度 第二次検定・受検者24,667人中9,603人)
受検手数料第一次検定 12,000円第二次検定 12,000円
くわしい記事1級土木施工管理技士 第一次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法1級土木施工管理技士 第二次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法

出典:主催者の発表

第一次検定だけをまとめた記事は1級土木施工管理技士 第一次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法です。第二次検定だけをまとめた記事は1級土木施工管理技士 第二次検定とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法です。

1級土木施工管理技士を受けるメリットと注意点

1級土木施工管理技士の強みは、第一次検定と第二次検定を別の日に受けられる点です。時期を二回に分けて計画できるため、勉強が一度に集中しません。

一方で、第一次検定で出題されるのは土木工学等・施工管理法・法規の3分野で、第二次検定の形式は記述式の筆記試験です。受検の条件を先に確かめてから計画を立てると、遠回りが減ります。

1級土木施工管理技士の日程はいつ?

次の回の申込期間は、まだ発表されていません。下の表で、発表済みの回の試験日と申込期間、合格発表の日を確かめてください。

1級土木施工管理技士の第一次検定・第二次検定の日程
回試験日申込期間合格発表
2026年7月 第一次検定
令和8年度
2026年7月5日(日)2026年3月23日〜2026年4月6日受付終了2026年8月13日
2026年10月 第二次検定
令和8年度
2026年10月4日(日)2026年3月23日〜2026年4月6日受付終了2027年1月8日

出典:主催者の発表

合格発表の日は回ごとに違うので、表の「合格発表」の列で一つずつ確かめてください。

1級土木施工管理技士の試験の内容と区分は?

1級土木施工管理技士の第一次検定で出題されるのは、土木工学等・施工管理法・法規の3分野です。区分の形と時間は、下の表にまとめました。

1級土木施工管理技士の第一次検定の形
区分出題の形問題数時間
第一次検定マークシート方式の択一式(施工管理法(応用能力)は15問)70問270分
午前 10:00〜12:30・午後 13:45〜15:45
第二次検定記述式の筆記試験—165分
13:15〜16:00

出典:主催者の発表

出題分野(第一次検定・第二次検定とも):土木工学等・施工管理法・法規

1級土木施工管理技士の試験の正式な情報や最新情報は、主催者のページで確認できます。

第一次検定は、問いの分野を意識して解くと、解説の理解がつながりやすくなります。分野ごとの得点を回ごとに書き留めておくと、次に勉強する分野が決めやすくなります。

第一次検定と第二次検定は、何がちがう?

第一次検定はマークシート方式の択一式(施工管理法(応用能力)は15問)で、270分かけて解きます。第二次検定は記述式の筆記試験で、答えを自分の言葉で書く力が問われます。

問い方も時間も、二つの試験では別物です。一つの勉強法で二つを済ませず、区分ごとに練習を組み直してください。

持ち込みの決まりは?

当日の持ち物では、計算機能・辞書機能・通信機能を持つ時計と、携帯電話による時計機能は使えない(主催者の発表)。

1級土木施工管理技士の合格基準は何点?

合格の線は、第一次検定は全体で60%以上かつ施工管理法(応用能力)で60%以上。第二次検定は60%以上。基準は試験の実施状況などを踏まえて変わる可能性がある。基準は年によって動く可能性があるので、受検の手引で最新の内容を見てください。

基準は科目ごとに決まっているので、一つの分野が極端に弱いと、ほかがよくできても合格には届きにくくなります。施工管理法(応用能力)の基準は別に決まっているので、その分野の問題だけを過去問で解き、得点を回ごとに書き留めてください。

1級土木施工管理技士の第二次検定は、どう答える?

第二次検定の形式は、記述式の筆記試験です。マークシートの問題は過去問の選択肢で知識を確かめられますが、記述式は答えを自分の言葉で書く練習が欠かせません。

模範の答えは、読むだけでなく、いったん閉じてから思い出しながら書き直すと身につきます。書けなかった語句は、解説と見比べて次に書くときの言葉に入れてください。

第一次検定は270分の試験で、午前と午後に分かれています。体力と集中の使い方を分けて考えると、第二次検定の準備を後回しにせずに済みます。

1級土木施工管理技士は独学だけで足りる?

1級土木施工管理技士は、独学でも一通りの勉強ができます。第一次検定は土木工学等・施工管理法・法規の分野を、第二次検定は施工管理法と記述式の書き方を、過去問で出題の形に慣れてから勉強すると進めやすいです。

独学に向いているのは、次のような人です。

  • 通勤や休憩の数分を、毎日の勉強に回せる人
  • 解説を読んで、答えの理由まで自分の言葉で説明できる人
  • 記述式の答えを紙に書いて、週に一度は見直せる人

独学で一番つまずきやすいのは、記述式の答えの書き方と、施工の細かな数値や手順の覚え方です。

教材を買う前に過去問を解いてもいい?

かまいません。過去問から入り、分からない分野が出てきたところで、その分野の本を買う順番でも差し支えありません。

1級土木施工管理技士の過去問だけで足りないところは?

1級土木施工管理技士の過去問は、すでに出た問題が元になっています。答えの番号だけを覚えてしまうと、問いの言い回しが変わった瞬間に手が止まります。理由まで解説で押さえておけば、初めての形の問いにも考えを広げられます。

もう一つは、法令の改正のあとの論点です。過去問では、直近の改正の影響は確かめにくいものです。その備えとして、予想問題(模試)で角度を変えた問いに触れておくと安心です。

年度ごとの同じ分野を並べて、繰り返し問われた論点を探してみてください。何度も出た論点は、解説を読み直す回数を増やすと身につきます。

1級土木施工管理技士の仕上げは予想問題(模試)で?

1級土木施工管理技士の仕上げには、予想問題が役立ちます。基本を過去問で固めたあとは、まだ問われていない角度の問いで腕試しをするのが効果的です。

予想問題は、本番の時間で通さなくても構いません。ふだんは一問ずつ解いて理由を確かめ、試験が近づいたら一、二回だけ本番の時間で通して、時間の配り方を見てください。

1級土木施工管理技士を移動中に勉強する進め方

1級土木施工管理技士は、通勤中のスマホでも勉強を進められます。電車の中で過去問を一問ずつ解き、帰宅後に解説を読み直す流れが続けやすいです。

1日2時間の勉強を目安にすると、通勤と昼休みを使うだけでも、机に向かう時間が少ない社会人は一週間の勉強量が見えてきます。解けなかった問いは、帰りの電車で解説を読み返すと記憶に残りやすいです。

1級土木施工管理技士の問題集は本とアプリのどちらを選ぶ?

1級土木施工管理技士の教材は、本(テキストと過去問題集)とアプリに分けて考えると選びやすいです。移動中に解くならアプリ、分野を深く調べるなら本と役割を分けると迷いにくくなります。アプリそのものの比べ方は1級土木施工管理技士の勉強アプリの選び方と比較で扱っています。

本を買うタイミング

本は、アプリで解いた過去問の中で分からない分野が出たら買う、という順番でもかまいません。

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  • 『1級土木施工管理技士第二次検定テキスト&過去問題集 2026年度版』の表紙

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出典:日本建設情報センターの資料・成美堂出版の資料・弘文社の資料

目次で分野を見て、分からなかった章だけを開くと読む時間を抑えられます。解説の量と、区分ごとの見出しの分かりやすさを比べると、自分に合う一冊が見つけやすくなります。

1級土木施工管理技士の申込方法と流れは?

1級土木施工管理技士の申込方法は、新受検資格の新規申込はインターネットのみ(旧受検資格で初めて申し込む人は書面の申込用紙も使える)です(主催者の発表)。申込みは受検申込みのページから始めます。

申込みは、個人ページを作って情報と実務経験を登録し、申込受付の期間に受検申込みをして、手数料を払う流れです(主催者の発表)。申込みが済んだあとは、登録した内容と添付書類の審査があります。

手数料はいくら?

受検の手数料は第一次検定 12,000円(非課税)、第二次検定 12,000円(非課税)です。支払いについては、コンビニエンスストア決済は申込受付締切の3日前まで選べる。払込期限は申込受付締切日と同日(主催者の発表)。

1級土木施工管理技士を申し込む前の確認事項

申込の前に、次の四点を見直しておくと手続きで戸惑いにくくなります。

  • 受検資格:学歴と実務経験が、決まりに合うかを照らす。
  • 経過措置:第二次検定の経過措置の期間中に、旧受検資格を使うか。
  • 受けたい時期:第一次検定と第二次検定を別の日に実施(7月5日と10月4日)。日程と合うかを見る。
  • 申込のルート:新受検資格の新規申込はインターネットのみ(旧受検資格で初めて申し込む人は書面の申込用紙も使える)(主催者の発表)。自分の資格がどの申込の対象かを見る。

1級土木施工管理技士のよくある質問と答え

合格率はどのくらい?

数字は、上の「難易度と合格率」の節にまとめています。

申込期限は?

次の回の申込期間は、まだ発表されていません。ほかの回は、上の表で見比べられます。

合格発表日はどこで見る?

合格発表の日は、日程の表で回ごとに分かれています。

仕事をしながら受けられる?

受検の条件は、「1級土木施工管理技術検定(1級土木施工管理技士)とは?試験の概要」の節の「受けられる条件は?」にまとめています。

勉強にAIを使ってもいい?

用語の意味を言いかえてもらう使い方もありますが、答えの確かめは過去問の解説で行うのが基本です。AIの使い方と注意点は1級土木施工管理技士をAIで独学する方法と注意点に書きました。

1級土木施工管理技士の計画を試験日から組み立てる

試験日から逆算して組むと、週ごとの区切りが作りやすくなります。次の回の日が決まったら、その日から手前に週単位の区切りを置いてください。

目安の勉強時間は1日2時間。こう決めておくと、一週間分の量を見積もりやすいです。

  • 平日の通勤では、過去問を一問ずつ解く。
  • 週末には、解けなかった問題を解き直して、分野ごとの偏りを見る。
  • 試験が近づいたら、予想問題(模試)を本番の時間で通す回を組み込む。

1級土木施工管理技士の勉強は、どの順で進める?

1級土木施工管理技士の勉強は、この順に進めると遠回りが減ります。

  1. 1級土木施工管理技士の過去問を一回分解いて、区分ごとの得点を記録する。
  2. 1級土木施工管理技士の解説で、答えの理由を言葉にして確かめる。
  3. 1級土木施工管理技士で分からなかった分野は、本の該当する章だけ読む。
  4. 1級土木施工管理技士の仕上げは予想問題(模試)で行い、本番の時間で通して解く。

この順番は、弱い区分を早めに見つけ、その解説を何度も読むためのものです。どの区分も同じ量で回すより、弱い区分へ時間を寄せたほうが、合格が近づきます。

1級土木施工管理技士の勉強のまとめ

  • 1級土木施工管理技士は、第一次検定と第二次検定を別日に受検するため、時期を分けて組める。
  • 1級土木施工管理技士の独学は可能で、分からない分野のみ本で補う。
  • 1級土木施工管理技士の過去問は、通勤中に一問ずつ解き、仕上げは予想問題(模試)で行う。
  • 申込の方法は、新受検資格の新規申込はインターネットのみ(旧受検資格で初めて申し込む人は書面の申込用紙も使える)。

1級土木施工管理技士のこのページの出典

  1. 一般財団法人 全国建設研修センター「1級土木施工管理技術検定」 (主催・2026年11月1日に確認)
  2. 一般財団法人 全国建設研修センター「受検の手引(1級第一次・第二次 新受検資格)」 (主催・2026年11月1日に確認)
  3. 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 土木施工管理技術検定 実施日程」 (主催・2026年11月2日に確認)
  4. 国土交通省「令和8年度技術検定の合格基準について」 (主催・2026年11月1日に確認)
  5. 一般財団法人 全国建設研修センター「令和8年度 1級土木 第一次検定 合格者の発表」 (主催・2026年11月1日に確認)
  6. 一般財団法人 全国建設研修センター「令和7年度 1級土木 第二次検定 合格者の発表」 (主催・2026年11月1日に確認)
  7. 日本建設情報センター「1級土木施工管理技士第二次検定テキスト&過去問題集 2026年度版」 (公的機関・2026年11月1日に確認)
  8. 成美堂出版「詳解1級土木施工管理技術検定過去5年問題集. '26年版」 (公的機関・2026年11月1日に確認)
  9. 弘文社「プロが教える1級土木施工管理第二次検定」 (公的機関・2026年11月1日に確認)

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