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一級建築士試験(一級建築士)とは?難易度・合格率・勉強方法・試験日・申込方法【次の回の日程は未公表】

一級建築士試験(一級建築士)は、国家資格の試験で、学科の試験と設計製図の試験の二つの段階に分かれています。設計製図の試験は、学科の試験に合格しなければ受験できない(主催者の発表)。一級建築士は独学でも進められますが、学科の試験は分野が広いので、過去問で弱い分野を早めに見つけてください。仕上げは予想問題(模試)を移動中に一問ずつ解いて確かめるのが続けやすいです。

一級建築士の要点(次の回の日程は未公表)

次の試験次の回の日程は未公表(2026年11月5日に主催者のページで確認)
受験手数料17,000円
合格基準学科の試験は、各科目と総得点の合格基準点をすべて満たすこと。設計製図の試験は、採点結果がランクⅠであること
直近の合格率
学科の試験
26.2%(令和8年 学科の試験・受験者29,094人中7,619人)
直近の合格率
設計製図の試験
35.0%(令和7年 設計製図の試験・受験者11,381人中3,988人)
試験の回数学科の試験と設計製図の試験は別の日に行われる

出典:主催者の発表・国土交通省 住宅局建築指導課の資料

一級建築士試験(一級建築士)とは?どんな資格?

一級建築士は、国土交通大臣の免許を受けるための試験です。試験は公益財団法人 建築技術教育普及センターが行います(主催者の発表)。学科の試験と設計製図の試験は、別の日に行われます。

一級建築士を取るまでの流れは?

一級建築士を取るには、学科の試験に合格するか免除を受けたうえで、設計製図の試験に合格する必要があります(主催者の発表)。流れは、次の表のとおりです。

一級建築士を取るまでの流れ
手順すること
1. 学科の試験に合格学科の試験に合格すると、設計製図の試験を受けられる。設計製図の試験のみを申し込む人もいる(学科の試験の免除を受けた人)
一級建築士 学科の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法
2. 設計製図の試験に合格合格すると、国土交通大臣の免許を受けるための登録手続きを行う
一級建築士 設計製図の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法
3. 免許の登録登録の手続きは指定登録機関(日本建築士会連合会)で行う。センターでは登録業務を行っていない

出典:主催者の発表

学科の試験は一級建築士 学科の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法に、設計製図の試験は一級建築士 設計製図の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法に、それぞれくわしくまとめています。段階ごとの違いは、次の表で比べられます。

一級建築士の学科の試験と設計製図の試験の比較
項目学科の試験設計製図の試験
次の試験次の回の日程は未公表次の回の日程は未公表
申込期間——
受験資格建築士法第14条の学歴または資格がある人(大学・高等専門学校などで指定科目を修めて卒業した人、二級建築士、国土交通大臣が同等以上と認める人)学科の試験に合格した人。学科の試験の免除を受ける人は、設計製図の試験のみを申し込む
試験の区分学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境・設備)・学科Ⅲ(法規)・学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工)設計製図
合格基準各科目と総得点の合格基準点をすべて満たすこと(令和8年の基準点は、学科Ⅰ11点・学科Ⅱ11点・学科Ⅲ16点・学科Ⅳ16点・学科Ⅴ13点、総得点94点(125点満点))採点結果がランクⅠであること。令和8年の採点の基準は、合格者の発表日に公表される
直近の合格率26.2%(令和8年 学科の試験・受験者29,094人中7,619人)35.0%(令和7年 設計製図の試験・受験者11,381人中3,988人)
受験手数料17,000円
(学科の試験・設計製図の試験を合わせて1回の申込みの額)
免除令和8年は、令和4年以降の学科の試験に合格し、合格年から令和7年までの設計製図の試験の受験回数が2回以内の人は、申請により学科の試験が免除される(欠席は受験回数に含まない)—
くわしい記事一級建築士 学科の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法一級建築士 設計製図の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法

出典:主催者の発表・国土交通省 住宅局建築指導課の資料

一級建築士の受験資格は?

一級建築士の受験資格は、建築士法第14条の学歴または資格がある人。大学・高等専門学校などで指定科目を修めて卒業した人、二級建築士、国土交通大臣が同等以上と認める人(主催者の発表)。

一級建築士の受験と免許登録の実務の経験は?

受験の際に実務の経験は要りません。令和2年3月の法改正で実務の経験は免許登録の要件になり、学歴に応じて卒業後2年以上から4年以上などの実務経験が登録時に必要です(主催者の発表)。

一級建築士の難易度は?合格率は?

学科の試験の合格率は、令和8年26.2%・令和7年16.5%(主催の公表値)。設計製図の試験の合格率は、令和7年35.0%(主催の公表値)(国土交通省 住宅局建築指導課の資料・主催者の発表)。

一級建築士の学科の試験の受験者数と合格率(主催の公表)
回受験者数合格者数合格率
令和8年 学科の試験29,094人7,619人26.2%
令和7年 学科の試験27,489人4,529人16.5%
令和6年 学科の試験28,067人6,531人23.3%
令和5年 学科の試験28,118人4,562人16.2%
令和7年 設計製図の試験11,381人3,988人35.0%
令和6年 設計製図の試験11,306人3,010人26.6%
令和5年 設計製図の試験10,238人3,401人33.2%

総合の合格率は、主催の結果表に受験者数・合格者数の記載がないため、合格率のみ載せている出典:国土交通省 住宅局建築指導課の資料・主催者の発表

一級建築士の学科の試験の合格率(公益財団法人 建築技術教育普及センターの掲載)
回合格率
令和7年 総合11.4%
令和6年 総合8.8%
令和5年 総合9.9%

出典:主催者の発表

令和8年 学科の試験の合格率は26.2%でした。合格率は回によって動くので、一回の数字だけで判断せず、過去の回の数字も見比べてください。

学科の試験と設計製図の試験は、受ける人の数も基準も違うので、二つの合格率を一つの数字にまとめて判断しないでください。段階ごとの数字を、それぞれの記事で見比べると、自分の準備に合った目安が立てられます。

一級建築士の合格基準は?

一級建築士の合格基準は、学科の試験は、各科目と総得点の合格基準点をすべて満たすこと。設計製図の試験は、採点結果がランクⅠであること。学科の試験は科目ごとの基準があるので、一つの科目が基準に届かないと合格になりません。

一級建築士のメリットは?

一級建築士は、段階ごとに試験の日が分かれているので、学科の試験の勉強と設計製図の試験の準備を、時期をずらして組めます。

一方で、学科の試験は五つの区分にわたり、設計製図の試験は課題の設計図書を作る形式です。どちらの段階も基準を満たす必要があるので、受ける前に勉強の量を見積もっておくと失敗しにくくなります。

一級建築士の試験日と申込期間は?

次の回の申込期間は、まだ発表されていません。段階ごとの日程は、次の表のとおりです。

一級建築士の学科の試験の日程は?

一級建築士 学科の試験の試験の日程
回試験日申込期間合格発表
2026年7月 学科の試験
令和8年
2026年7月26日(日)2026年4月1日 10:00〜2026年4月14日 16:00受付終了2026年9月2日

学科の試験の時間は、学科Ⅰ・Ⅱが計2時間(9時40分~11時40分)、学科Ⅲが1時間45分(12時55分~14時40分)、学科Ⅳ・Ⅴが計2時間45分(15時15分~18時)。科目ごとの時間は分かれていない出典:主催者の発表・国土交通省 住宅局建築指導課の資料

一級建築士の設計製図の試験の日程は?

一級建築士 設計製図の試験の試験の日程
回試験日申込期間合格発表
2026年10月 設計製図の試験
令和8年
2026年10月11日(日)2026年4月1日 10:00〜2026年4月14日 16:00受付終了2026年12月23日(予定)

設計製図の試験の課題は、7月24日(金)頃に主催が公表する出典:主催者の発表

一級建築士の申込方法は?

一級建築士の申込は、インターネットによる受付のみ(原則)。受付期間に申込み、受験票はマイページからダウンロードする。手続きは受付申込手順と注意事項(主催のページ)で確かめて進めます(主催者の発表)。

一級建築士の受験手数料は17,000円(非課税)です。

一級建築士の試験の内容は?

一級建築士は、学科の試験と設計製図の試験に分かれています(主催者の発表)。学科の試験の区分は、次の表のとおりです。

一級建築士 学科の試験の試験の形
区分出題の形問題数時間
学科Ⅰ(計画)四肢択一式20問—
学科Ⅱ(環境・設備)四肢択一式20問—
学科Ⅲ(法規)四肢択一式30問—
学科Ⅳ(構造)四肢択一式30問—
学科Ⅴ(施工)四肢択一式25問—

出題分野(学科Ⅰ(計画)・学科Ⅱ(環境・設備)・学科Ⅲ(法規)・学科Ⅳ(構造)・学科Ⅴ(施工)とも):建築計画、建築積算等・環境工学、建築設備(設備機器の概要を含む。)等・建築法規等・構造力学、建築一般構造、建築材料等・建築施工等

設計製図の試験の区分は、次の表で確かめてください。

一級建築士 設計製図の試験の試験の形
区分出題の形問題数時間
設計製図あらかじめ公表する課題の建築物についての設計図書の作成1問390分
11時~17時30分

出典:主催者の発表

出題分野:設計製図(課題の建築物の設計図書の作成)

一級建築士の試験の正式な情報や最新情報は、主催者のページで確認できます。

一級建築士の学科の試験の科目は?

学科の試験の科目は、建築計画、建築積算等・環境工学、建築設備(設備機器の概要を含む。)等・建築法規等・構造力学、建築一般構造、建築材料等・建築施工等です(主催者の発表)。区分ごとの問題数は、上の表のとおりです。

一級建築士を受ける前に確かめたいこと

一級建築士を受ける前には、次の三つを確かめておくと、申込の段階で困りにくくなります。

  • 受験資格:自分の学歴と資格が、建築士法第14条の学歴または資格がある人。大学・高等専門学校などで指定科目を修めて卒業した人、二級建築士、国土交通大臣が同等以上と認める人に当てはまるか。
  • 日程:学科の試験と設計製図の試験は別の日なので、受けたい回の日程が合うか。
  • 免除:学科の試験の免除の条件に当てはまるか(くわしくは一級建築士 学科の試験とは?試験日・申込・科目・合格率・勉強方法)。

一級建築士の学科の試験の免除は?

令和8年は、令和4年以降の学科の試験に合格し、合格年から令和7年までの設計製図の試験の受験回数が2回以内の人は、申請により学科の試験が免除される(欠席は受験回数に含まない)。免除を受けた人は、設計製図の試験だけを申し込みます(主催者の発表)。免除の対象になるかで、勉強する範囲が大きく変わります。

一級建築士の勉強の順番は?

一級建築士の勉強は、次の順番で進めると無駄が少ないです。

  1. 一級建築士の学科の過去問を一回分解き、区分ごとの得点を見る。
  2. 一級建築士の解説を読み、答えの理由を一言で言えるようにする。
  3. 一級建築士の分からない分野だけ、本で読み直す。
  4. 一級建築士の予想問題(模試)で仕上げ、試験の前に本番と同じ時間で通して解く。

設計製図の試験は、学科の試験の合格発表のあとに練習の計画を組み直すと進めやすくなります。

一級建築士は独学で受かる?

一級建築士は、独学でも進められます。過去問を解いて解説を読み、分からない分野が出てきたら本で補う順番が続けやすいです。

一周目は解説を読んで理由を確かめ、二周目は間違えた問題だけを解く、という分け方も続けやすいです。

一級建築士を独学で目指す人に向いているのは、次のような人です。

  • 毎日の勉強を、通勤や休憩の時間に少しずつ続けられる人
  • 解説を読んで、答えの理由を自分の言葉で説明できる人
  • 分からない分野が出たら、その分野の本を読み直せる人

分からない所を生成AIに聞きながら独学する方法は、一級建築士をAIで独学する方法と注意点にまとめました。

一級建築士は本より先に過去問から始めてもいい?

一級建築士は、本を読み終えてから問題に進むより、先に過去問を解き始めても進められます。過去問を解いて解説をじっくり読み、分からない分野だけ本を買って補う順番でもかまいません。

一級建築士は過去問だけで足りる?

一級建築士の学科の試験は、過去問を中心に勉強するのが近道ですが、過去問だけでは足りない部分があります。過去問の答えだけを覚えると、問題文の言い回しが変わったときに解けません。法令や制度が変わったあとの論点も、過去問だけでは確かめきれません。

この二つを補うために、仕上げは予想問題(模試)で確かめるのが効率的です。

一級建築士の予想問題(模試)は本番と同じ時間で解くべき?

一級建築士の予想問題は、毎回本番と同じ時間で解かなくても進められます。通勤や休憩の時間に一問ずつ解いて解説を読み、試験が近づいたら一、二回、本番と同じ時間で通して解いてください。

一級建築士は移動中のスキマ時間でも勉強できる?

一級建築士の学科の試験は四肢択一式なので、移動中のスキマ時間でも一問ずつ解けます。通勤中にスマホで問題を解き、まとまった時間に解説を読み直す分け方が続けやすいです。

設計製図の試験は課題の設計図書を作る形式なので、移動中の一問ずつの勉強とは形が違います。

一級建築士の問題集とアプリの比較

一級建築士の教材は、本とアプリに分けて選ぶと考えやすいです。アプリは過去問をスキマ時間にくり返すのに向き、本は分からなかった分野を調べるのに向いています。

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  • 教科書

    1級建築士試験学科ポイント整理と確認問題. 令和8年度版

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  • 過去問題集

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  • 問題集

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出典:国立国会図書館の書誌

アプリの選び方と比べ方は、一級建築士の勉強アプリの選び方と比較でくわしく説明しています。

一級建築士のよくある質問

一級建築士の合格率は?

一級建築士の合格率は、「一級建築士の難易度は?合格率は?」の節にまとめています。

一級建築士は働きながら受けられる?

一級建築士の受験に、実務の経験は要りません(主催者の発表)。受験資格の条件は、上の節で確かめてください。

一級建築士試験(一級建築士)のまとめ

一級建築士のこのページの出典

  1. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「一級建築士試験(試験についてトップ)」 (主催・2026年11月5日に確認)
  2. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年 一級建築士試験 受験要領」 (主催・2026年11月5日に確認)
  3. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年 一級建築士試験 日程等」 (主催・2026年11月5日に確認)
  4. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「試験について(時間割等)」 (主催・2026年11月5日に確認)
  5. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「受付申込手順と注意事項」 (主催・2026年11月5日に確認)
  6. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「試験結果データ(直近5年間の試験結果)」 (主催・2026年11月5日に確認)
  7. 国土交通省 住宅局建築指導課「令和8年一級建築士試験「学科の試験」の合格者を決定(公表資料)」 (公的機関・2026年11月5日に確認)
  8. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和8年一級建築士試験「学科の試験」の合格基準点等」 (主催・2026年11月5日に確認)
  9. 公益財団法人 建築技術教育普及センター「令和7年一級建築士試験「設計製図の試験」合格基準等」 (主催・2026年11月5日に確認)
  10. 国立国会図書館サーチ「1級建築士試験学科ポイント整理と確認問題. 令和8年度版(書誌)」 (公的機関・2026年11月5日に確認)
  11. 国立国会図書館サーチ「1級建築士試験学科過去問スーパー7. 2026(書誌)」 (公的機関・2026年11月5日に確認)
  12. 国立国会図書館サーチ「1級建築士試験学科厳選問題集500+125. 令和8年度版(書誌)」 (公的機関・2026年11月5日に確認)

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